主な事業

8つの支部や会員施設において、 講演会やセミナーなどを開催している他、毎年10月、世界ホスピス緩和ケアデーに合わせて
「ホスピス緩和ケア週間」を実施しています。
9回目となった2014年度は、全国から112の企画登録があり、約1,100人の参加(展示会の参加者は含まず)がありました。
医師、看護師、医療ソーシャルワーカーの3つの部会におけるホスピス緩和ケア従事者を対象とした専門教育カリキュラムを作成し、
普及に努めています。
また、カリキュラムに基づいたホスピス緩和ケア従事者向けの研修会を開催しています。
「ホスピス・緩和ケアの基準と評価指針」を作成し、必要に応じて内容の見直しを行っています。
ケア提供者による自施設評価や、遺族による評価など、ホスピス緩和ケアの質の向上を目的とした評価を実施し、
質の保証に繋げていきます。
ホスピス緩和ケアを受けることができる医療機関の紹介や受診相談に対応しています。
ホームページを運営し、一般の方に向けたホスピス緩和ケアに関する情報や、医療従事者に向けた求人案内などの
掲載を行っています。
国内の関連団体との連携を強化し、臨床・教育・研究において協働を進めています。
“アジア太平洋ホスピス緩和ケアネットワーク”の一員として、活動に参加、協力するとともに、各国の関連団体が協力し、
世界の緩和ケアの発展を目指す活動にも参加していきます。
わが国におけるホスピス緩和ケアのあり方に関して、厚生労働省などへ提言しています。
会員への調査結果を基に、医療保険および診療報酬、介護保険および介護報酬の改善に向けた提案を行っています。