緩和ケア病棟見学会

 病棟見学会、コンサートの開催 

在宅緩和ケアの実際-在宅看護専門看護師としての関わり-

 講師に、平山司樹在宅看護専門看護師をお招きし、実際に在宅療養されている終末期がん患者さんの自宅での様子や、 自宅で家族に見守られながら最期を迎えられた方々の様子を、体験談や写真・動画を見ながらご紹介いただきました。 病院内の職員は患者さんが自宅でどのように過ごされているかを見る機会は少なく、自宅で最期を迎えられた患者さんとご家族の様子を知ることができ、貴重な体験となりました。 「帰りたい」「住み慣れた家で最期を迎えたい」「帰らせてあげたい」という思いがあり、訪問診療・訪問看護・ケアマネージャー・ご家族など、 多くの方々の協力により自宅に帰った患者さん・ご家族の自然な笑顔に感動しました。

講演「もみのき病院緩和ケアのいま〜最期まで住み慣れた街で〜」

 最近の緩和ケア病棟は看取りの場所ではなくなってきている。 本人と家族がこれからどうしていきたいのか考える場所であり、医療者と話し合いながら、住み慣れた地域で、各個人にあったサービスを利用し、安心した生活ができるようにしていくための場所となってきている。 患者さんは、一日でも「家に帰りたい」と思っている。 家族は、その思いを汲んであげたいが、「何かあったら、どうしよう。病院におれば安心」と、考えている人は多い。 自宅で看取りをした家族の精神状態を分析すると、「ここまでできた、これはできた」と満足度もあり、病院で看取りをした家族と比べ精神状態は安定している。 当院は、急性期緩和ケア病棟である。長期入院は原則できないが、その代り、具合が悪くなれば、いつでも入院はできるシステムになっている。 最近は、半分以上が外来通院で、症状コントロールの上往診医にお任せしている。今後、ますます在宅方向の動きになってくる。
・・・という内容でした。参加された方々は熱心に耳を傾けていました。