啓発活動応

 毎年、緩和ケア週間にはポスター展示を行っています。今年度は地域の包括支援センターへ当院で緩和ケア週間の啓発活動を実施していくことをお知らせして、ポスターを掲示してもらうように依頼しました。 また緩和ケア週間と合わせて「みなみQOL研究会」がん患者の「その人らしさ」をみんなで考えようというテーマで話し合いを実施しました。 51名の方が参加して頂き、院内だけでなく、院外の方や多職種の方々に多く参加して頂きました。参加者の中で緩和ケア病棟の見学希望者に見学会も実施しました。今年度はがんサロンの開設に向けて準備をしていく予定です。

市民公開講座「人生100年時代へ がん・心臓病・脳卒中を予防し元気に楽しく長生きしましょう」

 講義後、次から次へと挙手による質問も多く、活発な講座であった。高齢の参加者が多い傾向にあったが、みな、自分の健康に気を配り、病気をどのように予防していけば良いのかについて、関心があるよう見受けられた。 血圧維持の目安や、ピロリ菌除菌について、普段、思っていた疑問を医師へ問いかけることができたことが、満足度の高いものとなったように思う。 緩和ケア病棟の役割とは、在宅での療養法とは、具体的な支援内容なども含めて、患者様、ご家族様がきちんと納得できる緩和ケアを目指して、ますます活動しなければならないと感じる時間であった。

緩和ケア週間:がんサロンと共催で<もしバナゲーム>

 今年度、初めて緩和ケア週間行事を開催し、緩和ケアの普及を目指してポスター展示を行いました。 特に「主治医からの応援メッセージ」ポスターは患者さんに大好評で、後日の診療場面において「メッセージが嬉しかった」と患者さんから主治医へフィードバックがあるなど、双方にとって温かいコミュニケーションツールとなっていました (実はスタッフにも大好評でした!)。
 18日には、がんサロンと共催で「ちょっと考えてみませんか?実は大切なこと」と題して、患者さんやご家族と医療者が一緒になって、<もしバナゲーム>を行いました。 ゲーム後は、このゲームの種明かしとしてアドバンス・ケア・プランニングについてミニ講義を行い、自分が大事にしていることに気づくこと、人と語り合うことの大切さを改めて感じる時間となりました。

もしもの時を考える 自分らしく生きるための、人生の最終段階における選択

 第一部「もしあなたがこれ以上できる治療はないと言われたら」という内容で、終末期の意思決定の場面を寸劇形式で示し、参加者に考えてもらう場とした。 また、第二部「もし、あなたの余命が数か月だったら」という死の疑似体験のプログラムを通じて、自分にとって大切なものは何かについて改めて考えてもらった。 寸劇や作業を通じて、普段考えていても言葉にしないことに気づけるいい機会になった様子であった。

小児緩和ケアセミナー
ホスピス緩和ケア週間にちなんだパネル展示

 小児緩和ケアセミナーを10月5日(土)に行いました。 今年度はテーマを「アートが持つ緩和ケアの力」と題し、音楽療法士の方や、当センターの壁画アート(廊下やエレベーターにイラストを描く)をされているグラフィックデザイナーの方に講師としてご登壇いただき、 アートが持つ癒しの力などについてお話をいただきました。   また、当センターの有志職員や、患者さんで構成されたブラスバンド「Swing for Kids」に演奏をしていただき、音楽やアートにあふれた楽しいひと時を過ごしていただくことができました。  
 院内の渡り廊下では「ホスピス・緩和ケア週間」にちなんだパネル展示を約2週間行い、患者さんやご家族に「小児の緩和ケア」について知っていただく機会となりました。