ホスピス20周年記念講演会

 講演会では、ホスピス設置に貢献された「春風の家」代表小野敬子氏と、金沢がん哲学外来を主催されている金沢大学附属病院の山田圭輔先生にお話しいただいた。
 ご遺族の方の参加も多く、一般の方にもわかりやすい内容で好評だった。会場内も温かい雰囲気に包まれていた。

ホスピス緩和ケア週間

 今年度の催し物としては、前年度から継続して@ポスター展示(緩和ケアについて、緩和ケアチーム、緩和ケアセンター、緩和ケアリンクナース紹介)、 A患者さん・ご家族の願いを葉に記した「希望の木」、B緩和病棟見学(職員対象)、C専門職(薬剤師、栄養士、歯科衛生士、PT)による講話と相談コーナーを行いました。 また、今年度からの新企画としてD職員から患者さん、ご家族へ向けた応援メッセージを記した「応援バルーン」の掲示、E医師によるロビーコンサートを行いました。 「応援バルーン」は、患者さん・ご家族から多くのメッセージにとても励まされたと感想を頂いただけでなく、職員からも「患者さんを応援する思いをこのような形で伝えられることは素敵なことだ」 という意見が聞かれました。また、医師によるロビーコンサートは、全3日間で約300名が参加されました。 患者さんからは「ピアノやギターの音色に癒された」「音色を聴いて涙が流れ、自分の心が頑張りすぎていたことに気がついた。心がケアされました」という声も聞かれました。
 ホスピス緩和ケア週間を通して、緩和ケアの普及・啓発につながっていることから、今後も病院全体で取り組んでいきたいと考えています。

緩和ケアについて知ろう

 例年のように緩和ケア週間イベントを開催した。 10月10日〜11日の2日間にわたり、「ACP (終活) について」、「口腔ケア」、「嚥下リハ」について、緩和ケアチームスタッフがそれぞれの専門領域について日替わりでミニレクチャーを行った。 会場には緩和ケアチームリンクナースを毎日配置し、参加者が気軽に質問できる体制も整えた。職員合同グループによるコーラスもあり50名を超える方達に参加していただいた。 POLA化粧品さんによるハンドマッサージは終了時間を超えて性別問わず多くの方に実施していただき、「癒された」「心地よかった」と好評であった。 緩和ケアの歴史や治療中など食事が食べれない時の食事療法、口腔ケアについてのポスター展示を行いながら、管理栄養士からの栄養相談も実施した。 緩和ケア週間の参加者は累計150名ほどで、終了後のインタビューでは「楽しかった」「家族にも聞かせたかった」などの喜びの声をたくさんいただきました。
 がん患者さんとその家族の方々、外来受診を終えた非がん患者さんが来訪なさり、日常から相談したくてもできなかった些細なことを気軽に相談できる良い会だったと参加者からも好評であった。 今後も病院全体で一般市民向けに緩和ケアについての啓発活動を継続して行なっていきたい。