他人事ではありません。一緒に考えよう

 例年のように緩和ケア週間イベントを開催した。 10月11日〜13日の3日間にわたり「緩和ケアとは」、「ACP (終活) について」、「口腔ケア」、「リンパ浮腫」について、緩和ケアチームスタッフがそれぞれの専門領域について日替わりでミニレクチャーを行った。 会場には緩和ケアチームリンクナースを毎日配置し、参加者が気軽に質問できる体制も整えた。職員合同グループによるコーラスもあり100名を超える方達に参加していただいた。
 POLA 化粧品さんによるハンドマッサージは終了時間を超えて性別問わず多くの方に実施していただき、「癒された」「心地よかった」と好評であった。 スヴェンソンさんからは医療用ウィッグの紹介を行っていただき、「脱毛は切実な問題で、大変勉強になった」 との感想もいただいた。 当院のがん患者会 「四つ葉の会」 会員であるヨガの講師をお呼びし、ヨガ体験も実施し、参加者から体が軽くなったと好評だった。 緩和ケア週間の参加者は累計 200 人ほどで、終了後のインタビューでは「楽しかった」「家族にも聞かせたかった」などの喜びの声をたくさんいただきました。
 がん患者さんとその家族の方々、外来受診を終えた非がん患者さんが来訪なさり、日常から相談したくてもできなかった些細なことを気軽に相談できる良い会だったと参加者からも好評であった。 今後も病院全体で一般市民向けに緩和ケアについての啓発活動を継続して行なっていきたい。

ホスピス緩和ケア週間

 イベントとして、@ポスター展示(緩和ケアについて、緩和ケアチーム・緩和ケアセンター・緩和ケアリンクナース紹介)、A患者さん、ご家族、職員の願いを葉に記した「希望の木」、B緩和ケア病棟紹介・見学会、 C各専門職(薬剤師、栄養士、歯科衛生士、がん看護専門看護師)による講話と相談コーナー、D緩和ケア内科医師によるミニ講演、Eチャプレンによる特別講演「スピリチュアルケア」を行いました。
 今年度、新たに企画した各専門職による講話と相談コーナーでは、治療中の緩和ケアとして「がんと治療中の栄養のコツ」「治療を続けるための大事なお口のケア」と題した講話と個別相談の機会を設けた。 会場は和やかな雰囲気で気軽に相談することができ、患者さん・ご家族からは「普段一人で抱えることが多く大変だったが優しく話を聴いてもらいとても嬉しかった」「治療中から緩和ケアを受ける意味を理解することができた」 という感想が聞かれ、治療期からの緩和ケアを周知・啓発する機会になりました。