いつでもどこでも緩和ケアが受けられる社会へ

 ポケットティッシュの配布は好意的に受け取ってくださる方が多く、緩和ケアの啓蒙活動として大変効果的であったと考えます。
 がん、緩和ケアに関する情報のパネル展示は10月10日〜13日の間実施しており、来院者だけでなく医療スタッフも足を止めて見て頂くことができました。 より広くより正確に緩和ケアについて知っていただく機会になったと思います。

緩和ケア(ホスピス)イベント

  @展示

 緩和ケアの説明や病棟の様子、イベントやボランティア「せら」の紹介を行ないました。


  A講演、見学会、相談会

 ホスピス医による講演「ホスピス いのちの現場から」。見学会ではホスピス病棟を見学し、お茶会にも参加していただきました。フルートの演奏もあり参加された方にとても喜んでいただけました。 緩和ケアについて知っていただき、実際に病棟を見ていただいたことで雰囲気も伝わったかと思います。

より良く生きるための緩和ケア

 「緩和ケア」は決して看取りだけのケアではなく、がんの治療に向かうために寄り添うケアであるという講演の後、参加者の皆さんとの質疑応答となりました。
 会の最後は質疑応答というより、参加者の皆さんとのディスカッションとなり緩和ケアに対する理解を深める会となりました。

2017ホスピス緩和ケア週間

 「2017ホスピス緩和ケア週間」の開催期間中には、「緩和ケアを知っていますか?」と題したポスター展示や冊子の自由配布を行いました。 10月12日には、がん患者サポートサロン「さんきゅうカフェ」との合同企画で、緩和ケア委員会の医師による講話を行いました。
 当院では2015年より、世界ホスピス緩和ケアデーに合わせ、このような企画を実施してまいりました。今後も、緩和ケアをより身近に感じていただく機会となるような場を作っていきたいと考えております。

特別企画「早期からの緩和ケアの大切さ〜自宅でも受けられる訪問看護の実際〜」

 東札幌病院緩和ケア病棟の青田課長と竹内課長から「緩和ケアについて」講義していただき、その後、訪問看護ステーション東札幌の成田所長から「訪問看護の実際」について実例をまじえて講義していただきました。 緩和ケアや訪問看護について具体的にイメージがつき、大変参考になりましたという意見をいただきました。札幌市外からも7名参加していただき、緩和ケアに関する情報のニーズが高いことがうかがえました。

がん治療中のスキンケア

 アピアランスケアのボランティアなどを招いて、抗がん治療中のスキンケアで困っていることをきっかけに、顔や手の保湿マッサージや眉毛のポイントメイクを体験。 参加者同士がお互いの悩みの共有、短時間でも和やかな雰囲気で進められた。終了後も参加者たちの話し合いは続き、今後も定期的な開催や参加して良かったと感想が寄せられた。

世界ホスピス緩和ケアデー講演会

 第6回目となる今回の講演では院長の中谷より「緩和ケアってなぁに?〜がんになっても苦しまないために〜」という演題で、「がん」とはどのような病気なのか、治るのか、またそのための治療をいつまで続けるのか というお話から、「緩和ケア」とはどのようなことを行うのか、また実際に緩和ケア病棟では患者さん、ご家族がどのように過ごされているかということを実際のエピソードとともにお話しいたしました。
 今回は洞爺ライオンズクラブの後援もあり60名という多くの皆様にご参加いただくことができました。終了後のアンケートでは「緩和ケアは痛みを取り死を待つだけだと思っていたが全く違うものだと理解しました」 「身近にがん患者がおり接していけば良いか考えていたが、死ではなく共に生きることを話し合えれば嬉しいと思った」「現在病気と闘っている友人に色々教えてあげたいと思った」「どう生きるか再度考える機会となった」 などの感想をいただきました。

市民公開講座「知って得する緩和ケア病棟」

 第一部は、ネット回線を使い病棟の様子を生中継で紹介する「緩和ケア病棟ってこんなところ」。
 第二部は、がんの終末期をどこでどう過ごすのか?地域初の緩和ケア病棟ができる前後、そして未来の様子を病棟スタッフ自作・自演のミニドラマ 「終の棲家を選ぶとき−インフォームド・コンセントの過去・現在・未来−」で紹介。
 第三部は、実際に当病棟でご家族を看取られた3名の方とスタッフによる座談会「緩和ケア病棟で家族を看取って」を行いました。 参加者のアンケートでは「大変ためになるよい企画でした」「自分もがんの終末期になったら緩和ケア病棟に入り自分らしく生きたいと思いました」など好評で、緩和ケア病棟をよりよく理解していただけたと思いました。

ホスピス緩和ケア週間

  @情報提供

 緩和ケアや相談方法などの情報提供として、(1)ホスピス緩和ケア週間のポスターを院内に掲示、(2)院内1階ロビーに緩和ケア紹介ブースを設置、 (3)病棟・外来の患者に“緩和ケアに関するメッセージ付きのポケットティッシュ”の配布、を行った。そのアウトカムとして、緩和ケアに関する相談が4件程度あった。


  A緩和ケア市民公開講座

 講演1「緩和ケアとは(演者:当院緩和ケア担当医 小笠原和宏副院長)」、講演2「くらしを支える力になりたい〜釧路協立病院での在宅医療の実際〜(演者:道東勤医協釧路協立病院 石川晶内科科長)」の 2部構成の講演を行った。また、相談・展示・マッサージコーナーとして、ウイッグ・頭皮ケア・ヘアメイク・下着の無料相談と無料のハンドマッサージ、展示コーナーを企業や地域の施設と連携して開催した。 悪天候ではあったが、緩和ケアの概念や地域の実際を学ぶ機会となっていた。

いつでもどこでも緩和ケアが受けられることを伝えよう

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