入院中の患者さんご家族と外来通院中の患者さんが参加され、当院の緩和ケアチームの紹介と緩和ケアについての講義、アイリッシュハープとオカリナの演奏を楽しまれました。質問をいただき、少数ではありましたが、充実した内容であったと思います。
医師「緩和ケアと緩和ケア病棟」、看護師「むくみの緩和ケア」、家族「ご家族にとってのホスピス緩和ケア」のテーマで講演会と緩和ケア病棟見学会、ホスピスコンサートを行いました。緩和ケアとは何かを具体的に解りやすく説明し、参加者の理解につながっていました。 ティータイムを兼ねたコンサートは、楽しくおいしい時間でした。病棟見学は参加者との意見交換もでき、要望も聞くことができました。
看護協会岩国支部主催で行われる「まちの保健室行事」に参加させていただき、合計48名(男性17名、女性31名)の一般市民の方が来られ、5名の看護師、1名の保健師で血圧測定、体脂肪率測定、認知症検査、健康相談等を行いました。
その中で14名の方にパンフレットを用いて緩和ケアについて説明させていただきました。参加者の方は健康に対する意識も高く、検診に行かれている方も多かったです。芸能人の方の闘病ニュース等も多く報道されており、興味を持って話を聞いてくださいました。
若い方も話を聞いてくださり「緩和ケアという言葉も身近になかったので勉強になりました」と言っていただき、うれしく思いました。
今後も、一般市民の健康管理に重点をおいた「まちの保健」の開催に合わせて、市民へのホスピス緩和ケアの啓蒙活動を行っていきたいと思っております。