展示については、6社の業者に参加していただき、ケア帽子・ウィッグ・補正下着・人口乳房・リンパ浮腫用弾性スリーブなど展示して、直接手に取っていただいたり、ウィッグなど試していただきました。展示会場横では、アピアランスケアセミナーを同時開催し、3講師を招いて「がん患者さまのためのスキンケア」と「治療中の頭皮ケア」をテーマに、患者さまがスキンケアを実践していただいたり、脱毛時のシャンプーの簡単なコツについて講演していただきました。
患者さまからは、「自分がどうなるかわからない。事前に聞けて良かったです」「今後も続けてほしい」「また参加したい」などの感想をいただき、小規模ながらも好評に終えることができました。
当院にがんセンターが設置され2年が経過し、がん患者様への臓器横断的職種横断的な支援に各スタッフが努力する中、ホスピス緩和ケア週間の院内啓発活動の一環として研修会を開催いたしました。 近畿中央胸部疾患センターの所昭宏先生をお迎えし「がん医療における緩和ケアのトピックス−新指針の臨床実践を目指して−」と題しご講演を賜り、私達が目指していくべき緩和ケア方向性についてお話しいただきました。 大変興味深い内容で討論も活発に行われ、緩和ケアの早期からの実践のため心を新たにした1日でした。
テーマを「自分らしい生活を続けていくために」とし、「がんとリハビリテーション」西谷 慎之介(理学療法士)、「がん患者の就労支援」関 孝子先生(特定社会保険労務士)に講演をしていただき開催しました。 リハビリの具体的は方法や社会保障制度について詳しくお話をしていただき有意義な時間となりました。
実施報告が届き次第掲載いたします。