がんや緩和ケアに関するポスターは、期間中誰もが見られるようホスピタルストリートに展示しました。受診された患者と面会のご家族だけでなく、 医療スタッフなど多くの方に見ていただくことができました。 イベント日(10月8日)にはエントランスホールに場所を移動し、企画が目立つようにオレンジバルーンを約100個飾り付け、一人でも多くの方の目に留まるように工夫をし、 患者・家族などに緩和ケアに関するメッセージ付きポケットティッシュを配布しました。がん相談のコーナーの設置やパフレットの配置、タオル帽子や栄養補助食品の情報提供、DVD視聴、 リハビリ体操などを催しました。緩和ケアについて知っていただく機会になったと思います。
緩和ケアを知っていただくためブースをもうけパンフレットを用意し、また各職種(緩和医師、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士)がポスターを作り展示し自由に閲覧できるようにしました。 また、「緩和ケア.net」のDVD視聴も行い、5日間を通して現在がん治療を行っているかた、ご家族など42名参加してくださいました。看護師による緩和ケア相談も同時に行い、11名が訪れました。相談内容は様々でありDVDを見ての感想もいただきました。
10/3(土)〜9(金)にポスター展示を行い、緩和ケアや当院の緩和ケアチームの紹介を行いました。10/7(水),8(木)には、緩和ケアチームスタッフが「緩和ケアを知っていますか?」のメッセージ入りのポケットティッシュを配布しました。当院では、ホスピス緩和ケア週間に合わせてのイベントは初めてでしたが、多くの患者さんやご家族が足をとめて下さいました。これからもこのような場を設け、緩和ケアについて知っていただく機会を作っていきたいと思いました。
がん検診受診率、緩和ケア病棟の申し込み方法、緩和ケア病棟などのパネル展示、緩和ケア認定看護師、緩和ケア病棟看護師、ソ−シャルワ−カ−による相談コ−ナ−も設置しました。当日は外来の待ち時間に多くの患者様にパネルを見ていただいたり、化学療法室で治療中のご家族からの緩和ケアへの相談もありました。毎年継続していこうと思います。
緩和ケア病棟の課長から「早期からの緩和ケアと緩和ケア病棟について」日本のがんの現状、緩和ケアの考え方、事例をまじえながら講義した。その後、緩和ケア病棟課長、MSW、薬剤師で個別に相談コーナーを設けて相談に応じた。内容についてはよく理解できたとの意見が多くあり、ご意見としても当院のチームとしての緩和ケアシステムを聞けたことはよかった。話をきいてもらえてよかったと好評だった。
@10月7〜9日は、緩和ケアや相談方法などの情報提供として、(1)ホスピス緩和ケア週間のポスターを院内に掲示、(2)院内1階ロビーに緩和ケア紹介ブースを設置、(3)病棟・外来の患者に“緩和ケアに関するメッセージ付きのポケットティッシュ”を配布、を行った。そのアウトカムとして、緩和ケアに関する相談や問い合わせが10件程度あった。
A11月15日は「緩和ケア市民公開講座」を開催し、講演1「緩和ケアとは(演者:当院緩和ケア担当医 小笠原和宏副院長)」、講演2「在宅緩和ケアの実際-自分の生き方を考える-(演者:釧路地域訪問看護ステーション 車谷香織所長)」の2部構成の講演を行った。一般市民だけでなく、当院・地域の医療職員にとっても、緩和ケアの概念や地域の実際をを学ぶ機会となっていた。
実施報告が届き次第掲載いたします。