ホスピス緩和ケア週間記念 ハートフルコンサート2015

 清々しい秋の午後に、ピアノとリコーダーによる演奏にあわせて、全員で合唱や輪唱、手拍子をしてリズムをとるなど、参加型のコンサートを楽しみました。曲目はクラシックから唱歌、ポップスの名曲などでしたが、秋の唱歌では悲しみがあふれてきました。 予定の30分が瞬く間に過ぎ去り、コンサートの後には、お茶会で短い秋の午後をおしゃべりをして過ごしました。


お月見会

 病棟行事のお月見会として企画、地域の方へは回覧板やホームページ、院内チラシにて案内をした。会場はスタッフが紙で作成した月や団子を飾りお月見の雰囲気を味わえるようにした。また、スタッフ4名が着物姿で迎えた。
 地域の方の参加は3名だったが、他病棟患者さんや看護実習生の参加もあり沢山の方に見て頂くことができた。


「緩和ケア」ってなんだろう?「ホスピス」ってどんなところだろう

 1か月前より近隣の病院や公共施設にイベントのちらしを配布させていただいた。 10月9日、10日の両日とも午後から希望者に対しスタッフが施設内を案内し、見学に来られた方の疑問にその都度お答えしていった。 また10月10日14:30〜原口勝院長による講演会が開催され、スタッフの説明、講演会への参加によりホスピス緩和ケアについてのイメージが変わったとの声が多く聞かれた。


知って安心、緩和ケアのお話

 外来の1室を貸し切り、ポスター(緩和ケアチームの職種ごとや心不全の緩和ケアチームが担当)や各種パンフレットを展示し、期間中自由に見ていただけるよう会場設営を行いました。展示物としては、「栄養補助食品」「リンパ浮腫」「認知症/介護」 「アピアランスケア(ウィッグ展示や爪のケア方法の紹介・メディカルメイク製品の紹介等)」について、緩和ケアチームメンバーやがん看護専門看護師、老人看護専門看護師、がん化学療法看護認定看護師と協力し、より多くの情報を来場者に提供できるように準備をしました。 曜日によって「緩和ケア相談」「栄養相談」「アピアランスケア相談」という時間帯も設け、来場者からは「色々教えてもらって良かった。」と喜んで頂きました。
 また、期間中にがん教室でも「知って安心、緩和ケアのお話。」というテーマでお話し、企画連動して緩和ケアの啓蒙に努めました。


緩和ケア病棟見学説明会

 緩和ケア病棟見学相談会アンケート結果(クリックするとPDFが開きます。)


聖マリア病院ホスピス緩和ケアデー2015「がんと診断された時からの緩和ケア」

「がんと診断された時からの緩和ケア」をテーマに講演と見学会を行いました。ホスピス病棟見学会では、病棟にある祈りの部屋で神父様にお話を頂きました。参加された方からは「ただ傍らにいるという神父様のお言葉に感銘した」「緩和ケアは最後の最後というイメージであったが、考えが変わりました」などの声が聞かれました。
 10/4〜10/10は、外来棟ロビーに薬剤師や臨床心理士のパネル展示を行いました。また、パネル展示の横には保育所のこども達と作ったウィッシュツリーを設け、願いごとなど記入していただきました。



緩和ケア週間

 実施報告が届き次第掲載いたします。