一部と二部構成になっており、一部では地域の医師(病院、診療所)・看護師とのシンポジウムを、二部では市内のブラスバンドに来ていただき、演奏をしていただきました。当日は天候が非常によく、市内では新美南吉の彼岸花まつり、運動会と多くのイベントが行われていましたので、参加者が来るか大変心配をしていましたが、多くの方に参加をしていただきました。
一部では、緩和ケアとは何か、在宅診療への不安などを病院、診療所の医師により市民の皆様へアピールすることができました。しかし、まだまだ緩和ケアってなあに?っという段階であり、市民の皆様が、どのような緩和医療を思い描いているのかを、引き出し、緩和ケアってこういうことをするんだ、ということを浸透させていくには、まだまだ多くの課題が残っているなという印象でした。
二部では、小さな子供さんからベテランの大人の方までの市民団体による演奏でした。半田市のゆるキャラ、だし丸くんも特別出演し、非常にアットホームな演奏会でした。
また、院内では10/5-9まで、ホスピス緩和ケア週間に合わせて、緩和ケアとはなにかの紹介を展示させていただいたり、認定看護師や、栄養士などと相談できる、院内相談会を開催したりしています。こちらは、普段気になっていたけど、主治医にはなかなか聞けないし…っといった内容など、今患者さんが困っていることを率直に聞ける場として、人気となっていました。
来年度、また開催しようと思っています。反省会では、もっと市民の方々との距離が縮まるような会、市民参加型の会にしようという課題も加わりました。来年度に向け、またアドバイス等ありましたら連絡していただきたいと思います。
始めに、愛知県医師会交響楽団のメンバーによる演奏会を開催致しました。素敵な演奏に心から癒され、喜んで頂けたようです。その後は、がん体験者(NPO法人ミーネット)による相談会、おしゃれ相談会、アロマハンドマッサージを行いました。パラフィンパック(ハンドケア)やアロマハンドマッサージは順番待ちができるほど好評でした。
昨年と同様、当院緩和ケアチームと相談支援センターの紹介カード(お菓子の詰め合わせ)や、緩和ケアやがんに関するパンフレットも配布しました。
以前よりは、少しずつですが周知されてきているように感じました。より多くの方に緩和ケアについて関心を持って頂けると幸いです。
10月24日(土)緩和ケア地域連携企画を行いました。
第一部シンポジウム「安心して住み遂げられる地域を目指して」には62名の方が参加されました。内訳は医師、看護師、患者、患者家族、ボランティア、一般市民や行政の方でした。
南生協病院緩和ケア病棟(病院)、よってって横丁(施設)、いきいき在宅クリニック(地域)・大府市役所(行政)のそれぞれの視点から、在宅での看取りについて報告されました。演者一人一人の熱い思いがよく伝わりました。今回はがんの在宅医療の話が中心でした。会場から認知症の在宅ケアはまだまだ社会的支援が足りていないなど真摯な意見も出されました。
第二部「リレー・フォー・ライフ ルミナリエ」をよってって横丁2階のバルコニーで開催しました。愛知県・岐阜県のリレー・フォー・ライフ実行委員の方も応援に参加していただき120名余りが参加しました。230個のルミナリエバックに描かれたメッセージがロウソクの優しい灯りに浮かび上がりました。
参加者は、よってって横丁のレストランから美味しい料理を食べながら、バックの一つ一つの思いに励まされ、癒やされた語らいの時間を過ごすことができました。
皆さんからご協力いただいたルミナリエバックの寄付金は、対がん協会に寄付することができました。
この企画を行うにあたり、多くの方にご尽力いただきました。ありがとうございました。
@緩和ケア紹介ブースでは、一般の外来通院患者さんやご家族が立ち寄られ、緩和ケア紹介パンフレットなどを持ち帰られた。
A緩和ケア講演・緩和ケア病棟見学会では、参加者から緩和ケアについての多くの質問が出され、また緩和ケア病棟見学も行った。終了後アンケートでは、全員の方から「非常に有益であった」と回答が寄せられた。
昨年開設された木造平屋建ての地域緩和ケアセンターを会場に、5日間様々なイベントを開催しました。特に、職員向けの「アロマスプレー作り」と「アロママッサージ」は好評で、沢山の職員が癒されました。また、センター内の一室では、新しい介護用品と医療機器を設置し、在宅療養の場を再現しました。最終日は、緩和ケア病棟10周年を記念し、講演会を開催しました。なつかしい思い出とこれからの緩和ケアをみんなで考えるよい機会となりました。
@春日井市のがん検診、市民病院、治療、緩和に関する取り組みについてのポスター展示を当院1階中央ホールで行いました。たくさんの方がポスター、パンフレットを見てくださいました。また、緩和ケアウイーク中は、夜間の病院敷地内をオレンジ色にライトアップしました。
A緩和ケアデイでは、ポスター展示に加えミニセミナー、ピアサポーターによるがん相談会を行いました。 医療者を対象として、アドバンスケアプランニングの講演を開催しました。講演を通して、人生の最終段階における医療を考える機会となりました。ミニセミナーには、市の広報を読み参加された方がいらっしゃいました。
実施報告が届き次第掲載いたします。
実施報告が届き次第掲載いたします。