第3回ELNEC-Jコアカリキュラム看護師養成プログラム

当日は9:00〜17:00までかなりタイトなスケジュールでしたが参加者の皆様は熱心に学ばれ、 グループワークをこなされました。初日は、5つのモジュール(エンド・オブ・ライフ・ケアにおける看護、 痛みのマネジメント、症状マネジメント、喪失・悲嘆・死別、高齢者のエンド・オブ・ライフ・ケア)と ケーススタディのグループワークを行いました。
2日めは、5つのモジュール(文化への配慮、倫理的問題、コミュニケーション、臨死期のケア、 質の高いエンド・オブ・ライフ・ケアの達成)とロールプレイを行いました。


緩和ケアパネル展示

緩和ケアパネル展示 当院では毎年、ホスピス緩和ケア週間中は正面玄関フロアにてホスピス緩和ケアの啓発・普及を目的としたパネル展を開催しています。 今年度のテーマは、『がんと知った時からはじめる緩和ケア』です。 がんと診断されたときから、患者さん・ご家族が抱えるさまざまな問題をQ&A方式で答えていくという 形式で5ブロックにして展示しました。展示中は時間を決めて、師長と病棟看護師が パネルの側で待機し患者さんやご家族の質問にお答えできるようにしました。 数種類のパンフレットを準備しましたが、緩和ケア病棟やがん相談支援センターについてのパンフレット を持ち帰られる方が多かったです。 また、オレンジバルーンに込められている苦痛を和らげたい思いに賛同し、スタッフ手作りのバルー ンを子供さんへ手渡すようにしました。バルーンは100個準備し飾り付けなどにも使用しました。 声をかけて下さる方も数名おられ、「家族ががんで入院していたが、もっと前に知る機会があれば よかった」と言われる方もおられました。 当院では1日に1000人程度の外来患者が来院してされています。多くの方に見ていただけるように 玄関ホールでの展示としましたが、なかなか足を止めてじっくり見ていただくという環境にないため、 今後は関心を持って頂けるような工夫を考えていきたいと思います。


第16回 緩和ケア病棟家族会

この会は、当緩和ケア病棟で家族を看取った遺族とスタッフがともに故人を偲ぶことを目的として 毎年この時期に開催しております。 患者の入院中の様子をおさめた「思いでのスライド」の上映や分かち合いの会、ボランティアによる ミニコンサートートを行いました。スライド上映では、生前の患者様を思い出し涙されるご家族の方 もおられました。分かち合いの会では、小グループに分かれて、現在の心境や生活の様子などを語り あいました。参加者からは、「穏やかに逝けたことが何よりだった。」と亡くなられた時のことを 詳細に語られていました。ご家族の言葉から、看取りの関わりはご家族にとって忘れられない記憶 となっていることを再認識しました。私達は今後も、患者様・ご家族と一瞬一瞬の関わりを大切にし て看護していきたいと思いました。 この会は、参加者のグリーフケアとして意義がありますが、スタッフにとっても普段ふれることが できないご遺族の体験を聞かせていただき、学び多い会となりました。 緩和ケアスタッフおよびボランティアが協力して温かい会になったのではないかと思います。