市民公開講座

「いつでもどこでも緩和ケア〜緩和ケアって、なに?緩和ケア病棟って、どんなところ?」をテーマに、医療法人社団 三喜会 鶴巻温泉病院 緩和ケア病棟副部長 奥津輝男先生にご講演いただきました。
緩和ケアの根源である人と人とのつながりについて、人類学の視点から分かりやすく、楽しいお話をしていただきました。



第4回緩和ケア市民公開講座「緩和ケアってなあに?〜住みなれた地域にがんとともに自分らしく〜」

大型ショッピングモールの中央吹き抜け1階の特設ステージのある広場を会場とした。
土曜の家族連れショッピングに来られた一般の方の目にとまり、”緩和ケア”ということばに触れて頂くことを目的とした。
地元女性コーラスグループと、小田原市のゆるキャラ(エッサホイファミリー)と、小田原市立病院・ピースハウス病院スタッフの音楽を交えたミュージカル風踊りでは、 歌とゆるキャラに誘われて多くの方々が足を止めて見入っていた。
展示パネルでは、在宅ケア、病院緩和ケアチーム、ホスピスを紹介した。



看取りに対応できる地域スタッフ養成講座

多死時代を迎えるにあたり、急性期の病院での看取りが困難になることが予想され、地域で看取りを対応していくことが求められる。ITを使った情報共有や、 顔の見える連携や大切ではあるが、実際に患者さん・家族の支援にあたる人材が地域で増えて行かなければ、安心した地域とはならない。 看取りに対応できる知育スタッフを養成する目的で、講習会を開催した。定員50名で応募をしたところ、当初予定していたクリニック内の研修室では入りきらず、 急遽、地元の公会堂に場所を移して、合計173名の参加で開催した。内容として、めぐみ在宅クリニック小澤院長より基調講演として、 1.多死時代にむけた人材育成の必要性、2.自然経過から急ぐ対応の見極めと、地域で行える症状緩和、3.援助をわかりやすい言葉にすること、の3点が紹介された。 基調講演をうけて、特別養護老人ホーム、小規模多機能型居宅介護、訪問介護事業所での看取りの経験と課題について紹介され、フロアーを交えた意見交換を行った。
看取り対応できる地域スタッフの役割として、本人・家族の支援、その支援にあたるスタッフへの支援、看取りに近い人への援助についての学習会、 看取りが困難になる障害と解決にむけた企画、看取りを継続して行えるための環境整備、困った時の相談できるネットワーク、看取りの評価とフィードバックを挙げ、 養成講座に参加された施設・地域にてこれから活動を続けていくことを確認した。



@皆様で考えよう「緩和ケア」 A緩和ケアチームの紹介

@緩和ケア週間での活動ではありませんが年間を通して緩和ケアチームが主催となり地域住民対象に公開講座を開催しております。2名〜6名程度で少ない参加者で あったが少ない人数でお互いの立場を超えて「生」や「死」そして「緩和ケア」を考えました。今年度は後3回予定しています。
「生」や「死」といったテーマを一般市民と考え病気になってから考える緩和ケアではなくその前から「生き方」「死に方」を共に考えて行く機会となるよう計画し 実施しております。
医療者の見方と一般市民での間で少しでも考え方のギャップが埋まるように私たち緩和ケアチームメンバーが、より緩和ケアの推進ができるよう活動して行きます。
A緩和ケアチームの紹介や各種パンフレットを病院の1階フロアにポスター展示し紹介を行った。緩和ケアチームメンバーの紹介のほかにも緩和ケアの考え方や活動状況を 解りやすい言葉で展示を実施しました。当院総合案内の事務職員や売店の職員から、多くの外来患者さんやご家族、入院患者さんが観ていたとの情報であった。 カウントしたわけではないので実際何人の方が観たのかは不明でした。しかし、設置したパンフレット等は部数が減っていました。評価の方法が明確ではありませんが、 今年度緩和ケア週間としてのイベントとして初の試みであり、来年度の取り組み方法を考えていきたいです。



早期からの緩和ケア 啓発活動

当院の緩和ケア委員会で年間計画として、早期からの緩和ケアを啓発する取り組みを行っています。
年間で3回程、ポスターやリーフレットがん相談に関する情報が掲載されている冊子等を1〜2週間展示し、自由に持ち帰りができるようにしています。 今回2回目として、ホスピス緩和ケア週間に合わせて展示いたしました。反応としては、リーフレットより、がん相談に関する情報が掲載されている冊子を 持ち帰る方が多く、チラシはほとんど持ち帰りませんでした。展示のみで、催し物は企画していなかったので、大きな成果はありませんが、定期的に行うことで 患者さんご家族にアピールできればと思っています。