第9回がんエキスパート研修

台風接近が心配される中、開催することができました。
在宅でがん患者さんの療養支援を行なってくださっている訪問看護師さんを中心に、グループにて実技指導・実践を行なっていきました。
PCAポンプを使用した疼痛緩和を行なうことで、在宅療養が長期にわたり可能になってきたことを症例を通して具体的に伝えることができました。
グループごとにディスカッションをしたり、日頃のケアを語り合ったりすることができ、スタッフ間での顔のみえる関係・相談しやすい 関係作りができたと思います。



あなたの患者さん
ホスピスでこんなふうに過ごしました

治療をメインにする病院の看護師に対して企画を行わせて頂きました。企画前に当院の入院患者様の食事を参加者に食べてもらいました。 陶器に盛られたあたたかみのある、そしてやさしさが込められた食事を味わっていただきました。その後、病室を含めた院内見学をしていただきました。 堂のある病室や石畳の広いお風呂など、当院の方針である“病室の中に家庭の雰囲気を”という家庭的な環境をハード面の最大の特徴として患者様や家族に 提供していることに感銘を受けておりました。当院の看護対応や考え方、緩和ケアやターミナルケアに関することを説明させていただき、それらをうけて、 参加者と自由に、そして時間をかけて情報交換することができました。
症例発表をさせていただき、参加者の病院でも普段使用している薬剤でも使い方や使うタイミングを変えるだけで、症状緩和できることを説明させていただきました。 参加者の病院では、ペインコントロールや症状緩和の方針が看護師と医師との間で食い違ってしまうという 今回の企画を通して、治療と緩和ケアを別の物として考えるのではなく、治療と緩和ケアを融合させることで、症状と緩和し治療に専念するという患者様にとって 理想の医療で提供でき、また今回の企画を機に、参加者の病院との繋がりができ、当院では緩和ケアの情報発信、そして参加者の病院からは最新のがん治療を教えて いただくという繋がりを見出すことができました。さらに緩和ケアを必要とする患者様にたくされていること、そして緩和ケアに関して医療従事者の知識を深めるだけ でなく、意識そのものを変えなければならないことを感じました。