第3回を迎えた今年度は、様々な症状・状態別に合わせて作業療法士(リハビリテーション)がどのようなアプローチが可能なのかについて取り上げた。
また、緩和ケアが主体となる時期の家族ケアについて広義のセクシュアリティを踏まえた関わりについて学んだ。
今回も北は北海道から南は沖縄まで、幅広い地域から参加者が集い、医師、看護師との連携や知識の共有などを図った。
参加者からは、日々の臨床の中での課題を確認できた。学ぶことが出来たという声が多く聞かれた。また、研修会への参加を通して、
それぞれの地域での繋がりが生まれたという声が多く聞かれ、がんにおける作業療法の推進と連携の大きな一助となった。
現在、この分野のリハビリテーションには、患者・家族の生活の質の向上の観点に大きな注目が集まっている。
今後、一人でも多くのリハビリテーションが必要な方々に、質の高い作業療法を提供できるよう活動を継続していきたい。
一般市民の方を対象に『ご存知ですか?緩和ケアチーム』というテーマで開催した。
まず始めに、緩和ケアチームメンバー全員で寸劇で行い、緩和ケアチームメンバーそれぞれの役割について紹介した。
練習不足ではあったが、みなさん頷きながら見ておられ、時には笑いもあり楽しんでいただいた。
その後、緩和ケアチームについて医師より講演を行った。みなさまに、
緩和ケアチームの活動・役割について知っていただく機会となったのではないかと思う。
報告書未着