「さらなる広がりを求めて」という開催テーマの下、午前中は一般演題のほか「非悪性疾患の緩和ケア」「早期からの緩和ケア」に関しての要望演題が発表された。
特別講演は午後からの時間をすべて使い、国立がん研究センター中央病院緩和医療科の的場元弘先生に「がんの痛みの治療と緩和ケアを定着させるために」、
そして北海道医療大学の石垣靖子先生には「より自由であることを目指して ー緩和ケアにおけるQOLを考えるー」と題してお話しいただいた。
ランチョンセミナーでは東北大学大学院緩和ケア看護学分野の宮下光令先生に「看取りのケアを考える」というテーマで最新のエビデンスとクリニカルパスについてご紹介いただいた。
午前中は各会場とも活発に質疑応答がなされ、中には会場の座席が足らず立ったまま熱心にメモをとる参加者も見られた。
また、午後の特別講演は数多くの聴衆が話題に集中し、それぞれに感銘を受けたという感想を後からたくさんお寄せいただいた。
閉会式では最優秀演題1題と優秀演題2題が表彰された。詳しくは下記HPをご覧いただきたい。
http://plaza.umin.ac.jp/~tkikk16/