とても天気が良く多くの参加者が来院された。参加された方の緩和ケアへの関心は高く、食い入るように展示したパネルを閲覧されていた。
緩和ケア病棟の看護師が緩和ケアに関する質問にも答え、知識の普及に努めた。
また、琴や尺八の演奏会を合わせて企画し、参加者より「音色に包まれ心が洗われるようだ」との声が聞かれ、和やかな会となった。
緩和ケア病棟で行われている、カラーセラピーやハドマーなども紹介、体験していただき、好評であった。
イベント当日は、爽やかな秋晴れとなった。始めに、ライアー奏者の平岩さんとその生徒さん、メゾソプラノの椿原さんによるライアー演奏会が開催され、
ライアーの音色と澄んだ歌声に癒された。
その後は、がん体験者(NPO法人ミーネット)による療養相談会や、当院の薬剤師によるお薬相談会と管理栄養士による栄養相談会、そしてアロマハンドマッサージを行った。
会場では、オレンジバルーンプロジェクトグッズや、緩和ケアやがんに関する冊子の配布も行った。
緩和ケアについて少しずつ広まりつつある一方、正しい意味をご存知ない方も多く、今後も普及活動は必要だと実感した。
緩和ケア紹介ブースは病院正面玄関に設置して、緩和ケアに関する紹介、緩和ケア外来、緩和ケアチーム、緩和ケア病棟など各部門の紹介ならびに写真展示を行った。 緩和ケアに関するパンフレット、オレンジバルーングッズなどの配布も行い、一般市民1日平均50名程度来場された。緩和ケア病棟説明、見学会には2日間で計28名の一般市民が参加された。 緩和ケアに関する説明後に、緩和ケア担当看護師が解説しながら緩和ケア病棟内の見学を行った。見学会の中で、エアーマットや介助浴槽などの実演、体験も行い好評であった。
看護師を中心に49名の医療従事者に参加頂き、盛況な会となった。
難治性がん疼痛に対する緩和ケアをテーマに開催し、一般演題では実臨床での状況と問題点を講演いただいた。
特別講演の昭和大学 樋口先生が総論として問題に対する回答をいただく形となり、充実した会となった。
「緩和ケア病棟見学ツアー」4日間、述べ15名ほどの方が見学に来られた。実際にお部屋の中を見たり、ラウンジの明るさやファミリーキッチン・家族室の設備に感動されていらした。
「のぞいてみませんか緩和デイケア」ミニ講演会と医師を交えての座談会を行った。参加者がちょっぴり少なく残念であった。
「最近の介護用品の紹介」階段昇降ができる車いすや自動採尿器の実演があった。訪問看護師さんやケアマネージャーの方々の参加があり交流した。