信愛ホスピス緩和ケア週間

信愛ホスピス緩和ケア週間では、3つの企画を行った。
【パネル展示】
清瀬生涯学習センターと病院の廊下ギャラリーにてホスピス緩和ケア週間のパネル展示を行った。 当院の入院患者さまだけではなく、外来の患者さまや近隣住民の方が訪れ、熱心に読まれていた。
【講演会】
8日(土)の世界ホスピス緩和ケアデーにあわせて、午前中に一般の方に向けて、ホスピス緩和ケアについての講演会を行った。 講演会の内容は、医師よりホスピス緩和ケアの説明、看護師よりホスピス緩和ケア病棟の紹介、ご遺族よりホスピス緩和ケアを利用した際のお話をいただいた。 また、午後は当院のホスピス緩和ケア病棟を案内し、実際の病棟の様子を見ていただいたところ、ホスピス緩和ケア病棟を初めて訪れる方達が多く、たくさんの質問が寄せられた。
【記念コンサート】
今回の企画は、オレンジバルーンプロジェクトも同時企画だったため、会場はオレンジの風船とオレンジTシャツを着たボランティアさんたちでオレンジ一色であった。 出演者は矢作次郎さん、津村貴子さんによる歌とピアノコンサートでした。コンサートの最後に、ハレルヤ信愛バージョン(ハレルヤに秋の歌を加えてメドレーに編曲)を全員合唱した。



スウェーデンの触れるケア〜タクティールケア体験〜

ご来場いただいた皆様に、タクティールケアについての話と実際のタクティールケアを見ていただいた。 その後、映像を見ながら、初めて同士のお隣の方とタクティールケアの練習をした。
最初の内は、ぎこちない様子だったが、触れるということで安心感や信頼感がわいていくのを実感され、 終わった後は和やかな談笑の時間になった。
・肩の力が抜けた・帰って家族にすぐやってあげたい・触れるだけでこんなにも癒されるとは知らなかった・ 病院に入院される時にして差し上げたら安心して入院できそう・心が温まった・一人じゃないと思うと力が湧いてきた 等のご感想をいただいた。
是非、来年もホスピス緩和ケア週間に参加し、皆様に安心をお届けしたいと職員一同意識を新たにした。



ホスピス緩和ケア週間 ポスター展示「ホスピス」を身近に

墨田区役所で開催された、“ピンクリボンイベント&がんパネル展”に参加させていただき、ポスター展示、痛みの相談、緩和ケア相談コーナーを設けた。 また、病棟、外来棟でも同様のポスター展示を行った。区民や病院へ来院される方々への啓発活動を行ったが、参加率は低い。 もっと、身近に啓発する必要と、緩和を知ってもらうイベントが社会的にもあれば良いと感じた。



緩和ケア研究会

がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修を行った。当日の様子は写真を参照下さい。



市民ホスピス見学会(ホスピスってなあに?)

報告なし



リフレクソロジーセミナー

@札幌校としては初めての「緩和ケア週間活動」としてのリフレクソロジーセミナーを開催。 心身に働きかける緩和ケアとして活用されるリフレクソロジーについて理解していただくと共に、 医療従事者の方々がセルフケアとしてすぐに活用できる実技実習も実施した。
看護師長さんをはじめ、冒頭から熱心にメモをとる姿がみられ、皆さん真剣に受講していただき、 特に実技練習時間では、「とても心地よい」「強く刺激しなくても体の芯に響いてくる」といった感想が聞かれた。 「こんなに心地よくて確かな技術であれば、患者様にも喜んで頂ける。いつか訪問看護などでも活動してもらえたら」 といったご意見もいただいた。

A当日は、計20名のスタッフの皆さまにご参加いただき、1時間半程度の限られた時間であったが、大変熱心に学んでいただいた。
特に参加者がお互いの手や足に施術をしあう実技の時間では、会場のあちらこちらから「あー気持いいわ」「眠くなってきちゃった」等の声があがり、 リラクセーション度の高いリフレクソロジーを体感いただけたようであった。



第8回救世軍ブース記念病院 ホスピス連携の会

地域のクリニック、訪問看護ステーション他、地域医療・福祉に関係する専門職の方々に多数参加いただいた。
エンゼルケアに関する講演では、ホスピス病棟におけるエンゼルケアの実際とご家族との関わりについて、 実践を通してお話させていただき、また実際のケア用品を見ていただきながら参加者の方と直接交流することができた。
また、放射線療法に関する講演では、根治的・姑息的・緩和的な放射線治療の意義について、実際の症例をもとに当院での取り組みについてお話した。
参加者の方々からは在宅で実際に困っていること、こんなときにどうしたら…といった実践レベルの課題や取り組みについて共有することができ、 病院と地域との今後の連携についても考える有意義な機会となった。



健康教室「ホスピスの現状」

話は、ホスピス発祥から始まり、我が国の現状そしてなにがなされているか、ホスピス側からみた患者目線とはなにか、 癌という病気に対する治療のみが治療ではなく、不都合な体調を整えるために行われる鎮痛に代表されるような、もろもろの緩和的治療であること。 そして、医療用麻薬の安全性と副作用、痛みは我慢させない、などの緩和ケアについての解説を行った。
毎年、この期間に健康教室を行っているが、緩和医療に携わる関係者として当たり前のこともまだまだ市民権を得ていないことを痛感させられる。



心晴れます「当院の緩和ケアの紹介」

10月5日〜7日は、各職種による講演(医師・看護師・放射線技師・薬剤師・リハビリ技師)・緩和ケアに関するパネル展示(緩和ケアチーム・薬剤・放射線科・栄養・リハビリ・外来化学療法・褥瘡チーム・NSTチーム)、 DVD上映(早期からのがん疼痛治療)、業者の出展(栄養補助食品・口腔ケア・レンタル・リフォーム・在宅酸素)、ボランティアによるリフレクソロジー(ハンドマッサージ)などを行い、 8日(土)は緩和ケアコンサート(第1部はヴァイオリンの合奏、第2部は尺八と二十五紘筝の合奏)を行った。 「緩和ケアについて知識が増えた」、「命について考えるいい機会となった。もっと広めてほしい」等の意見が多く聞かれた。



公開シンポジウム「人生の終末を過ごす場所」〜ホスピスケアに携わって〜

◆第11回偲ぶ会:午前10時〜12時 31家族(61家族参加)平成21年8月〜23年7月までホスピス病棟で亡くなられた患者様のご家族を対象に偲ぶ会を実施。内容は経過報告・ご遺族代表挨拶・祈りのコンサート(医師、看護師、他職員によるバイオリン、ピアノ伴奏、コーラス)、懇親会を開催。

◆ホスピス開設11周年記念 公開シンポジウム:テーマ「人生の終末を過ごす場所」〜ホスピスケアに携わって〜
パネラー5名(ホスピス医長、ホスピス課長、MSW、家族代表、ボランティア代表)
末期がん患者の苦痛をどう緩和し、安らかに過ごすためには何が必要かを5名のパネラーが様々な立場から経験を語り、参加者と共に考えた。 終了後のアンケート結果では、@わかりやすく、死生観について考える良い機会を得られた。Aまだまだホスピスに対して偏見が大きい中、終末医療の理解ができた。 Bホスピスケアについてピンポイントな内容に絞って分かりやすかった。等、ホスピスに対する理解を地域の方々に知っていただく良い機会を得られたと思った。