@松江市立病院緩和ケア市民公開講座
A協賛病院ライトアップ

@当院では「私の生きるところ〜笑顔そして緩和の輪〜」をテーマに市民公開講座を開催した。 講師は金城学院大学学長 柏木哲夫先生、ふじ内科クリニック院長 内藤いづみ先生と、日本のホスピス緩和ケアを背負っておられるお二人お呼びした。 柏木先生は「ホスピス・緩和ケアが目指すもの」という演題でホスピス・緩和ケアの必要性をホスピスの語源から説明され、 「CURE」と「CARE」のなかで「CARE」の大切さ、そして人それぞれ求めていることは異なり、 その人にあった治療がありケアがあることを出会われた患者さんを通してお話しされた。
内藤先生は、「“ありがとう”と“さようなら”がひとつになる時」という演題で、家で過ごす素晴らしさを語られ、 「家で過ごすと、なぜかそんなに痛み止めはいらないのよ…」と家で過ごすことで得られる不思議な作用を話されたことが印象的であった。
第2部の両講師による対談では「ありがとう」と「さようなら」について、「最後に話すことができれば最高ではないか。 しかし私たち医療者はそのような言葉を話す機会を奪っているのではないか」と会場に投げかけられていた。 様々な抗がん剤が出ている中、「自分の最期のステージをどう生きるか」について考える余裕も与えられず、がんと闘い抜き最期を迎える… 本当にそれでいいのだろうかと締めくくられたように感じた。
会場からは、「明日からの治療に向けて力がわいてきます」、「この講演を聴けて本当に良かった」等の感想が多数寄せられ、 同時に開催した当院緩和ケア病棟紹介パネル展も好評であった。 今後も地域の方々へホスピス・緩和ケアへの正しい理解を深めてもらうような企画を、継続して実施していきたいと考えている。

Aホスピス緩和ケア病棟を有する病院として、病院建物を緩和ケアのシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップし、 地域への緩和ケアに対する啓発活動を行った。



緩和ケア普及啓発のためのパンフレット、グッズの配布

出雲市中心商店街「夢フェスタ」の開催に合わせ、たくさんの人に「緩和ケア」について知っていただく事を目的に、 パンフレットとグッズの配布を行った。
当日は小雨の降る中、ボランティアの中学生の参加もあり、たくさんの市民の方が足を止めて下さった。 島根県健康推進課のマスコットキャラクター「まめなくん」や盲導犬パピーも啓発活動に一役買ってくれた。