ホスピスってどんなところ?

雨にも関わらず、多くの方が足を運んで下さり、ホスピスの医療・ケアについて、 医師・看護師の立場からの講演をとても興味深く聞かれていた。
質疑応答では、ホスピスの受診から在宅のことまで幅広い質問があり、 ホスピスがあることで、安心された方が多くいらした。



音楽の贈り物

ヴァイオリニスト釋伸司さん、ピアニスト釋智美さん(普段はトリオ・アッサンブラージュのメンバー)のDUOにご来院いただき、 昼下がりに1時間のリサイタルを開催した。当科部長による「ホスピス緩和ケア週間」の紹介のあとリサイタルが始まったが、 1曲目が始まるやいなや、当院1F待合ホールはコンサート会場と化した。
患者さんの中には、車椅子やベッドで来場下さった方も多数おられ、その中には余命数日の重症の方もおられた。 病気と闘い、共存し、いのちを輝かせておられる患者さん、患者さんと共にいて精一杯支える家族、 そしてよりよく生きるお手伝いやお世話をさせていただく医療者のそれぞれが、演奏者から音に込められた力強いエールを受け取ったように思う。
会場では、涙ながらに聴き入っている聴衆があちこちにおられた。体調不良の患者さんも席を立たずに最後まで聴かれ、 意識レベルが低下した患者さんが手で拍子を取っているお姿も見受けられました。また演奏された先生方も、聴衆の静かながらも熱心な反応に触発され、 それが演奏にも反映されたという感想を下さった。 このコンサートは、緩和ケアの現場と同じく一期一会だが、熱い音色に託された心からのメッセージを受け取り、しっかりと返す様子を見て、 心がじんわりと暖かくなり、よいひとときを過ごさせていただいた。