ホスピス緩和ケア週間に向けて

「“緩和ケア”って、何をするの」と題して、緩和ケアに関わる医療者5職種による、各自の経験を含めた講演を企画した。 開会の挨拶で当院看護部長が「これからの緩和ケアの流れと関わりについて」を話したあと、以下のような内容で進められた。
緩和ケア病棟主任看護師「緩和ケア病棟の日常ケアと心温まるできごと」
理学療法士「緩和ケア病棟でのリハビリと一般病棟でのリハビリの違い」
医療相談室・医療ソーシャルワーカー「緩和ケアの相談と具体的対応について」緩和ケア病棟での医療費は一般病棟と比べそんなに高くないこと等
薬剤師は「モルヒネは怖いの?」医療用麻薬の適正使用と安全性について
私は緩和ケア科医師として“がんの痛みは、本人が痛いと表現できない症状・場合があること、 そのために他の人には理解されず辛い時間が続く”ことや“他人の痛みは、誰しも良く我慢できる”ことについて話した。

参加者の年代別の分布は、30〜40才代:30%、50〜60才代:43%、70〜80才代:16%で、50才以降の方が約60%を占めていた。 アンケートの感想には「今後も続けて欲しい、緩和ケアが少し解った」等の励ましや、「マイクの使い方の工夫」や「スライドの文字が小さい」等の指摘もみられた。
その他皆様よりいただいた御意見を、来年度のより良い活動の取り組みに活かしたいと思っている。



「ホスピス緩和ケア週間」病棟見学会

当日は、当院2階の会議室に、公募にてお越し下さった19名の方々を、副院長、事務部長、看護部長、病棟師長でお迎えした。 参加下さった方の中には医療従事者や、現在ご家族ががんで治療中の方もいらっしゃった。
最初に山口副院長がホスピス緩和ケアについて、スライドとパンフレットを用い説明を行い、その後、質疑応答の時間をとり、 説明でわからなかったこと、困っていることや不安に感じていることを質問していただき、和やかで貴重な時間が共有できた。
次に緩和ケア外来やチャペルの見学後、緩和ケア病棟へ移動して見学会とミニコンサートを開催した。 ラウンジでは、ホスピスボランティアの方たちが、お茶やコーヒーでもてなした。