緩和ケアセミナー

小雨の降る中、事前申込みは約90名であったが、当日申込みもあり、106名の参加となった。 会場はほぼ満席に近く、車椅子の方や小さなお子さんを連れた家族など、さまざまな年代の方が参加された。
司会者がアナウンスを始めると、会場は静まり返り、参加者は熱心に耳を傾けていた。 演者はがん診療連携拠点病院、ホスピス、往診医と多角的な分野からの話であった。 中でも、がん拠点病院である小田原市立病院職員が、がん告知、緩和ケア導入、麻薬の話など、緩和ケア導入にいたるまでの主要な場面を寸劇で演じ、 その場面ごとに、緩和ケア医がスライドを使って解説するという手法は、一般市民の方にもわかりやすく説明できるよう工夫されていた。 深刻な場面でも、職員の熱演に会場から笑いがこぼれる一幕もあった。
講座の後半では、参加者から次々と質問が上がった。質問の内容は、「県西部での医療福祉資源の現状について」「がん患者や家族が抱える不安に対応できるような精神腫瘍医の有無」などで、 「死んでしまうことが前提でなく前向きに生きたい」ということも述べられ、会場からの拍手で閉幕となった。



追想の集い

100名を越えるご遺族のご参加を得て、今年は2部に分かれての開催となった。 連携する訪問看護ステーション、ケアマネジャー、訪問薬剤師の方々の協力を得て、和やかに過ごした。
故人との思い出や亡くなられてからのご家族のお気持ちなどをお聴きし、 涙を流されるご遺族や懐かしい話から笑顔になられるご遺族との時間は、貴重な時間となった。



がんの痛みはがまんしないで〜私たち薬剤師がサポートします〜

医師の講演及び、病院・薬局薬剤師、病院看護師、医師によるパネルディスカッションで、各職種ががん治療を受けながら緩和ケアを提供できることを伝えた。 会場からは、記入式の質問票で30枚以上の質問が寄せられ、時間を延長して各職種から回答を行った。
アンケート調査でも90%以上の方が講演内容に満足したと回答しており、参加者のニーズに合った内容だったと考えられる。