Cancer Week 2010 いつでも どこでも 緩和ケア

大学病院の外来通路の一角に緩和ケアのブースを出し、近隣の緩和ケア病棟のパンフレットを配布したり、 院内の緩和ケアチームの活動や緩和ケアについての説明などを行った。
午後の勉強会では、リンパ浮腫のセルフケアの説明や実際のケアグッズの供覧、在宅についての説明会では、 在宅IVHや介護用品を実際手にとっていただいたり、介護保険や往診、訪問看護導入の流れを説明した。
コンサートでは看護部の協力を得て、外来ロビーにて、星野富弘さんの詩曲や懐かしい唱歌を 患者様やご家族、医療スタッフとともに大勢で歌った。
コンサートや勉強会には、医療者も多数参加し、また、多くの方に足をとめていただき、盛況のうちに終了した。



ホスピス緩和ケア週間 〜緩和ケアってなあに展〜

当院では期間中に病院1階廊下にて緩和ケアや緩和ケア病棟、リレーフォーライフなどについて分かり易く説明したパネルを展示した。
イベントとして筑波大学芸術専攻の学生の協力で「紙ヒコーキつくり」を行い、その場で飛ばしてみるワークショップや、 ボランティアによるオカリナ・ピアノコンサートも開催した。
参加者は150名程度と昨年よりも多くの方に足を運んでいただくことができ、パネルを見て実際に緩和ケア病棟の見学を希望された患者さんもいらした。
コンサートは、参加者も一緒に歌を口ずさみ、病院の変わらない日常に変化ができたと喜んでいただけた。 紙ヒコーキつくりでは、医師も愉しんで参加し、準備段階からイベント参加まで、病院内の職員、ボランティア、患者さん、家族、 地域の大学生や一般市民の方まで一緒になってホスピス緩和ケア週間を「支えあい、わかちあう」ことができたように思う。



第87回緩和ケア学習会 講演会

時間の関係で詳細は伺えなかったが、消化器外科専門医が独自の視点から展開している地域連携を熱く語られた。 初療から関わっている主治医でなければ不可能な側面もあり、緩和ケア専門医とは異なったアプローチが話のあちこちにみられた。 緩和ケアで語られる多くの手法が、実は全ての医師が患者に相対する時の基本的な態度の具体化とするなら、 このような実践も受容すべきと思われた。
当院にはまだ緩和ケア科もPCUもなく、職員の意識も「緩和ケアはこれはら勉強するもの」というレベルだが、 緩和ケア医ではない外科医の一人が到達した地域連携の実践にダレることもなく参加者全員が聴き入っていた。