下町のホスピス−緩和ケアとは−
開催日:10月10日(土)
主 催:賛育病院(墨田区太平)
参加者:40名(一般市民25名、当院PCUボランティア4名、ナース5名、医師4名、薬剤師1名、MSW1名)

第1回目の開催であり、普段受診して下さっている地域の住民の方を対象に、予定通り30人前後の小規模での実施とした。 当PCUの開設者(当院は開設12年目)である義元病院長、現、パリアン、川越クリニック院長の川越厚先生による 基調講演「賛育会病院にホスピス(緩和ケア病棟)がある意味−揺り籠からお墓まで−」をメインに、 当緩和ケア病棟緩和ケア認定ナース、薬剤師、MSWよりそれぞれの立場から、「緩和ケア病棟における緩和ケア」、 「医療用麻薬」、「費用」について説明した(パワーポイント使用)。
ニュースなどで薬物汚染が取り上げられている影響もあり、オピオイドといわゆる薬物汚染との違いについては、 高齢の方々からの関心が高く、活発に質問をいただいた。
アンケートを実施したところ、この会に参加するまでの”緩和ケア”に対する認識はみなさんほとんどなく、 あっても“暗い死を待つだけの所”といったものであったが、終了後は“穏やかに日常を大切に過ごせる所” “会に来てよかった”などの意見も多くみられ、笑顔で帰られたのが印象的であった。





信愛ホスピスの願い〜世界ハレルヤコーラスに参加しましょう〜
開催日:10月1日〜31日/10月10日(土)
主 催:信愛病院(清瀬市梅園)
参加者:【パネル展示】多数、【病棟見学会】14名、【記念コンサート】110名、【ボランティア】延17名

信愛ホスピスでは、3つの企画を行った。
まず、病院の廊下ギャラリーでホスピス緩和ケア週間のパネル展示を行った。当院の入院患者さまだけではなく、外来の患者さまや近隣住民の方が訪れ、熱心に読まれていた。
また、10月10日(土)の世界ホスピス緩和ケアデーに合わせ、午前中にホスピス緩和ケアのお話と病棟見学会を行った。当院の緩和ケア医師(高世秀仁)より、 ホスピス緩和ケアについての説明と病棟の紹介を行い、当院の看護師が病棟をご案内した。ホスピスを初めて訪れる方達が多く、たくさんの質問が寄せられた。
午後には、記念コンサートを行った。今回の企画は、オレンジバルーンプロジェクトも同時企画だったため、会場はオレンジの風船とTシャツを着たボランティアさん達で明るく彩られた。
出演者のNOAHさんは、馴染みのある曲をピアノで弾き語りして下さったため、どの方も曲に合わせて口ずさんでいらっしゃった。コンサートの最後に、 ハレルヤ信愛バージョン(ハレルヤに秋の歌を加えてメドレーに編曲)を全員合唱した。





ホスピスの夕べ〜歌声で世界をつなぐ〜
開催日:10月10日(土) 17:30-19:40
主 催:ピースハウス病院(神奈川県足柄上郡)
共 催:聖路加国際病院/聖ルカ礼拝堂(中央区明石町)
参加者:220名(一般市民・ボランティア・病院職員)

当企画は隔年、「Voices for Hospices」のイベントに合わせ開催している。 当日は都内外から多くの方がご参加下さり、会場である聖ルカ礼拝堂は満席となった。
第一部では、ピースハウス病院の西立野院長、聖路加国際病院緩和ケア病棟の林先生、上田牧師よりそれぞれ 企画の趣旨の説明や、ホスピスの日常などに関する短いお話があり、続いて「いのちへのまなざし」と題した 日野原理事長による特別講演が行われた。
第二部はバイオリン奏者の東條氏、ピアノ奏者の森氏による「アヴェ・マリア」の演奏や、 混声合唱団鈴優会(指揮:名島氏)による「キリエ」合唱などコンサートを中心に会が進み、 「Voices for Hospices」の指定時間である19:30より、会場の参加者と共にハレルヤの合唱となった。 総勢220名によるハレルヤコーラスは礼拝堂に美しく響き、参加者からは「参加して良かった」「素晴らしかった」 などの声が聞かれた。
次回もホスピス緩和ケアの啓発普及、また目的を共にした世界の運動に参加するため、引き続き企画を実施する 予定である。




 第4回講演会「落合恵子いのちを語る」
開催日:9月26日(土) 14:00-16:00
主 催:桜町病院 聖ヨハネホスピスケア研究所(小金井市桜町)
参加者:約530名(一般市民・医療関係者等)

作家の他、多方面でご活躍の落合恵子氏をお招きし、4回目となる講演会を開催した。 落合氏ご自身のお母様の介護体験に基づき、医療・介護・福祉に対する厳しい現状、また、現在の医療制度問題への指摘、 自分らしく生き、長生きして良かったと思えるような社会作りへの提言など、参加者一人ひとりの心に深く染み渡るお話 をいただいた。
参加者からは、「勇気と優しさを与えてもらった」「医療制度の問題には共感する」「みんなが安心して過ごせる社会に するためには、国全体が変わるよう、私たちも頑張らなくてはならないと思った」など、多くの感想が寄せられた。
山崎医師との対談も含め、涙あり、ユーモア有り、感動有りの二時間で、講演会は盛況の内に終了した。





リフレクソロジーセミナー
開催日:10月4日〜10日(土)
主 催:日本リフレクソロジスト養成学院(中野区東中野)
参加者:聖ヶ丘病院12名、衣笠病院13名(いずれも病院職員)

補完療法・緩和ケアとして欧米で広く活用されているリフレクソロジーに関するセミナーを開催した。 今年で3年目になるが、毎年参加いただく看護師をはじめとする医療従事者の皆様は、本当に熱心に学んで下さっている。
セミナー当日は、フットマッサージとリフレクソロジーの違い、歴史などの講義と、手と足へのリフレクソロジー実技の 講習を行った。参加者同志、ペアになっての実技練習に、看護師の皆さんからは「気持ちいい」「体が温まる」 「リラックスできる」といった声が多数聞かれた。
当学院では、現在11のホスピス・緩和ケア病棟において、患者様やご家族の方への施術をするために、 プロのリフレクソロジストの活動をバックアップし、大変高い評価をいただいている。 今後も、日本における緩和ケアのリフレクソロジー普及のために、積極的に活動を続けていきたいと考えている。




市民ホスピス見学会
開催日:9月17日(木) 13:30-15:30
主 催:救世軍清瀬病院(清瀬市竹丘)
参加者:55名(見学会:5名、講演会:50名)

市民ホスピス見学会は、春と秋の二回、定期的に催しているが、市報に案内が掲載されてまもなくの日程であり、 宣伝不足であったと共に当日のキャンセルにより少人数となった。
ホスピス講演会は、日曜礼拝後であったことや協会側の宣伝もあり、通りがかりの方が入ったり、 信者の知り合いの方が参加されたりした。質疑応答の際には、在宅看護をしておられる方の切実な質問や、 ボランティア活動への質問もあり、充実した講演会であった。





日の出ヶ丘病院 公開講座「ホスピス開設9周年記念講演会」
開催日:10月17日(土) 13:30-15:30
主 催:日の出ヶ丘病院(西多摩郡日の出町)
参加者:【偲ぶ会】ご遺族43名、職員23名、ボランティア8名、【講演会】約110名

【偲ぶ会】10時〜11時:第1部 事務長の司会で式典及び祈りのコンサートを開催、11時〜12時 第2部 ご家族、理事長、院長、看護部長、事務長、 ホスピス医師・看護スタッフ、他病棟課長、医療福祉相談室、ボランティアが16テーブルに分かれて懇談会を開催。
【講演会】13時30分〜15時30分:青梅市立総合病院・総合内科部長 高野省吾医師による「西多摩地域におけるがん診療拠点病院としての現状と課題」をテーマとした講演

偲ぶ会は過去2年間のご遺族を中心にご招待したが、インフルエンザ等の影響もあったのか、当日11名のキャンセルがあった。 今回は講演会と別会場を用意した関係で、「懇談会終了後も昼食をとりながらゆっくり歓談することができた」ととても喜んでいただいた。
講演会は市民と職員を含めた約110名の方に「もしあなたががんになったら」を中心に、予防や心構え、病院の相談窓口や情報収集の方法、セカンドオピニオンの利用方法、 がん対策基本法による緩和ケア医療の変化や治療の進行によって療養の場を変えるなどの話があり、質疑応答も活発に行われた。
なお、読売新聞八王子支局の企画で、この週間に合わせて、当院のホスピスの紹介を10月6日より7日間連載で掲載していただき、 「ホスピスのことがよくわかった」という読者の反響がたくさんあった。 





緩和ケア委員会主催 勉強会
開催日:10月1日(木)
主 催:東邦大学医療センター大橋病院(目黒区大橋)
参加者:77名(院内54名、院外23名)
内 訳:医師:13名、薬剤師:36名、看護師:22名、栄養士:5名、MSW:1名

当病院では、2008年7月に緩和ケアチームを立ち上げ、回診を開始した。院内の認知度を向上させ、 緩和ケアの必要性を啓蒙するために、今年度は緩和ケアチームによる勉強会を開催しており、第1回目は7月に、 チームの中心である外科医師より、がん緩和医療についての講演を行った。第2回目の今回は、 薬剤師より疼痛緩和における薬物療法と題して講演を行った。
講演内容は、1.疼痛治療について(痛みの分類から、痛みを治療するための考え方)、2.疼痛緩和における 薬剤の特徴(オピオイド製剤)、3.疼痛緩和における処方の実際(オピオイドの使い方・注意点、鎮痛補助剤 について)であった。
座長の外科医師の進行で会場内の雰囲気も和み、講演終了後の質疑応答では各施設の悩みや、薬剤の使用方法に ついての質問が多数出された。今回の勉強会により、他施設との交流もでき、また、院内の緩和ケアにおける 薬物療法の知識の向上に寄与できたと思われる。




救世軍ブース記念病院 ホスピス連携の会
開催日:10月7日(水) 19:00-20:30
主 催:救世軍ブース記念病院(杉並区和田)
参加者:59名

地域の病院、診療所などに呼びかけて年2回開催されているホスピス連携の会に講師として、「スピリチュアルケアとチャプレン」 と題してピースハウス病院チャプレン田中良浩師をお迎えして講演をしていただいた。
「チャプレンと傾聴ボランティアの違いについて」など熱心な質問があった。 「チャプレンの働きについて良い理解が出来た」と後日お話を伺うこともできた。




緩和ケアを広めよう
開催日:10月5日(月)〜7日(水)
主 催:JR東京総合病院(渋谷区代々木)
参加者:人数不明(外来患者、入院患者、ご家族、医師、看護師、薬剤師、栄養士、技師、業者等)

外来1階と病棟1階の2箇所で、オレンジバルーン・ピンバッチ・チラシや冊子の配布、緩和ケア関連のDVDの上映を行い、 患者様・ご家族をはじめ院内職員に対し、緩和ケアの啓蒙活動を行った。
また、看護部緩和ケアプロジェクトのメンバーが中心となってアンケート調査を行い、総数123名から回答をいただいた。 アンケート回答者の内訳は、入院中の患者様:5名、外来患者様:32名、ご家族:6名、当院職員66名(内医師19名)、その他:8名で、 患者様からはもっと広報活動をしてほしいという意見が多かった。また、緩和ケア病棟の開設を望む方もあった。