「地域に生きる緩和ケアの在り方」研修会
開催日:10月10日(土)
主 催:広島パークヒル病院(広島県広島市)
参加者:48名(一般31名、医療者5名、ボランティア12名)

山の中腹にある当院は眺望がよく、参加者は晴天に恵まれた絶景に見とれていた。本企画は、地域の中でどのように 緩和ケアが理解されるかを、地域の方々と勉強することを目的とした。
午前の基調講演では、@緩和ケアについて総論的に分かりやすく解説、A緩和ケアにおける看護の実際をスライドで提示、 B広島は宗教的環境が整っているのに死生観が見えてこない。そのことを踏まえ、僧侶に緩和ケアと宗教観について 講演をしてもらった。
午前中の反応、評価としては、理解は十分得られ、「よく分かった」との反応が多かった。また、入院条件などの質問、 経済的な質問もあり、有意義であった。
午後は初めての試みとして、サイコドラマ2題を見てもらい、司会者のリードで参加者全員で討論を行った。 サイコドラマは「がん」の告知、「緩和ケアへの移行」の告知、その時、医師と患者の心理がどのような動きをするのか、 患者、家族の方々の証言をもとにドラマ化し、再現したものである。討論の結果、医療現場の問題点が浮き彫りになった。
昼休憩の時間にホスピス病棟の見学、お茶席、コーヒーサービスをボランティアの方々の協力で行うことができ、 参加者もリラックスできたようである。




第5回尾道市立市民病院 緩和ケア勉強会
開催日:11月6日(金)
主 催:尾道市立市民病院(広島県尾道市)
参加者:58名(看護師52名、医師3名、薬剤師3名)

テーマは「スピリチュアルケア」についてで、今回は応用編としての内容であった。
スピリチュアルペイン・ケースサマリーシート(SP-CSS)を利用した研修で、NPO法人スピリチュアル研究会での研修を受けた医師が講義を行った。
講義を受けた後は10グループほどに分かれて、京都ノートルダム大学の村田先生の理論に基づき、ある実際の症例をSP-CSSを用いて検証することを、 グループワークで行った。また、検証後は、各グループより発表を行った。





がんになったら「緩和ケア」
開催日:10月17日(土)
主 催:公立みつぎ総合病院(広島県尾道市御調町)
参加者:人数不明(地域住民・近隣の医療関係者)

【内容】緩和ケアについて説明、緩和ケア病棟の紹介、緩和ケア病棟見学、ボランティアによるティーサービス、音楽療法士によるフルート演奏
【アンケート結果】・緩和ケアについて知ることができた・患者様へ配慮されていることが伺えた・緩和ケアがもっと地域に広まればよいと思った 等の意見があった。




緩和ケア講演会「一緒に考えましょう」
開催日:10月20日(火)
主 催:安芸市民病院(広島県広島市)
参加者:74名(一般35名、学生28名、ソーシャルワーカー5名、看護師2名、ボランティア4名)

当院、緩和ケア病棟担当医より「緩和ケア医からの提言」として、緩和ケアの目指すもの、看取り、「自分らしく生きていく」ことなど 話をさせていただいた。また、実際にご入院された方についても話をさせていただき、参加された方からは、「いきた話が聴けた」との 声も聴かれた。
参加者は一般の方や学生が多いこともあり、病棟見学にも36名の参加があった。少人数に分かれて見学していただいたことで、 具体的なケアや設備についての質問も多く聴かれた。
当日は、ボランティアの協力を得て、ティーサービスなどを行った。
今回は、市民公開講座として行ったため、地元の方の参加が多く、緩和ケアについて知っていただくよい機会となった。