ホスピス緩和ケア・フォーラム
開催日:10月11日(土)14:00-16:00
主 催:四国がんセンター・松山ベテル病院(愛媛県松山市)
共 催:NPO法人 日本ホスピス緩和ケア協会 四国支部 参加者:約50名(一般市民)

ホスピス緩和ケア週間の愛媛県の取り組みとして、10月10日13時〜17時、一般市民を対象に緩和ケアの普及・啓蒙活動を行った。
まず、企画実行委員長である松山ベテル病院 中橋恒院長のあいさつに始まり、愛媛県のホスピス・緩和ケアの現状について、 四国がんセンター統括診療部長 谷水正人先生にお話をいただいた。
続いて、ホスピス・緩和ケアの実際について、松山赤十字病院がん化学療法・緩和ケアーセンター 副センター長 白石 猛先生、 四国がんセンター緩和ケア病棟師長 芝美栄氏、松山ベテル病院ホスピス病棟師長 松本千賀子氏、たんぽぽ道後クリニック 院長 森本尚史先生、 ベテル三番町クリニック 地域がん看護専門看護師 吉田美由紀氏よりそれぞれお話いただいた。
  その後、ご主人をがんで亡くされたご家族の体験談として、NPO法人愛媛がんサポートおれんじの会 大舘千恵氏よりお話をしていただいた。 家族として介護していた時のつらさや、亡くなられた後にご自分の生き方などお話しいただき、参加者の心に響く素晴らしい講演であった。
愛媛県では、超党派の県議会の議員連盟が中心となって医療、行政、患者代表、メディア、産業界ががん対策推進にかかる懇話会を結成し活動を行っている。 その活動紹介を、愛媛県議会がん対策推進議員連盟 事務局長 玉井敏久さんよりしていただいた。 愛媛県民皆さんの問題として、がんになっても安心して暮らせる地域作りを進めて行こうというメッセージを届けてくださった。
参加者より質問を頂き、講師の先生方よりお答えいただく何でも質問コーナーを設け活発な質疑応答がなされた。
会場の外に、個別の相談コーナーを設け、認定看護師とMSWが対応にあたったところ、数名の方が相談をされた。
昨今の緩和ケアをはじめとした啓蒙・普及のセミナー、講演会が多数開催されている事もあり、 ホールをいっぱいにするほどの参加者は得られなかったが、安心して暮らせる街づくりを目指す議連の活動など、 実際的な動きが愛媛でも見られることが実感できた有意義な会であったと思う。