第2回十和田NST 第7回十和田緩和ケア合同セミナー
開催日:10月10日(土) 13:00〜17:30
主 催:十和田市立中央病院(青森県十和田市)
参加者:69名(医師1名、看護師39名、薬剤師5名、検査技師1名、理学療法士1名、ケアマネージャー17名、臨床心理士1名、事務職1名、一般市民3名/院内13名、院外56名)

十和田緩和ケアセミナーは年2回開催し、病院内外の医療従事者だけでなく一般市民参加型のセミナーだが、今回は、仙台で開催されている「タナトロジー研究会」と合同で開催した。
テーマは「死を受けとめる」で、蘆野吉和氏(十和田市立中央病院院長)、岡部健氏(医療法人社団爽秋会理事長)、竹之内裕文氏(静岡大学創造科学技術大学院准教授)の鼎談と 井藤美由紀氏(京都大学大学院 博士後期課程 臨床心理学・宗教民俗学:グリーフ・ケアについて考える─ある父親の日記によせて)、 佐々木 清志氏(岩手済生医会岩手保養院精神科 精神科医 医療人類学:初七日のホトケオロシ―岩手県宮古市の葬送儀礼―)、 高橋 由貴氏(東北大学大学院 博士課程後期 国文学・比較文学:記憶の選択、記憶の構築─映画「ワンダフルライフ」を考える─)らによるシンポジウムが行われた。
当日はこれまでにない快晴の日で、約20km離れた奥入瀬には紅葉を楽しむ人々が多く訪れている最中に、また、別の熱気を帯びた参加者が熱心に聞き入っていた。 話題はタナトロジーや死についての内容であるため多少暗い雰囲気になるはずだが、特に東北地方にまだ残っている風習である仏おろしについての話になると、 身近な話題であるためか暗さはなく、現在でもその風習が北東北に残っていることを強く感じた。