1. 日本ホスピス緩和ケア協会
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協会について

理事長メッセージ

日本ホスピス緩和ケア協会 山崎章郎

 人生の危機、それはどのような時なのでしょうか。人々はその危機状況にどのように対処しようとするのでしょうか。そして、対処できるのでしょうか。
 たとえば、がんなどの病気にかかってしまった場合、これは人生最大の危機のひとつです。その時、患者さんは、身体の問題はもちろんのこと、心の問題、社会的な問題など沢山の問題に直面します。また、ご家族も患者さん同様に様々な問題に直面します。ご自分たちだけでは、どうしてよいかわからず、途方に暮れてしまうことが多々出てきます。
 そのようながんも含め、生命を脅かす病気に罹り、多くの問題に直面した患者さんやご家族が、心身共に少しでも良い状態で過ごせることを目的に、医療、看護、介護、福祉、芸術、宗教などの専門家やボランティアがチームを組んで、患者さんやご家族を支援することを緩和ケアといいます。
 当協会は、人生の危機に直面し、緩和ケアを必要とする皆さまを支援し、質の高い緩和ケアを提供することを目的に集まった、緩和ケアチーム、緩和ケア病棟、在宅療養支援診療所、訪問看護ステーションなどの事業体、および、そのような活動に参加したり、あるいは活動を支持する様々な専門家やボランティアが会員となっている団体です。 
 協会の会員は当然のことながら協会の目的や理念を共有し、その実現を目指しております。いずれ、正会員事業体には、当協会の会員であることが皆様にお分かりいただけるような会員証を交付いたします。その会員証が緩和ケアを必要とする皆様にとって、安心して質の高い緩和ケアを受けることのできる目安になることが出来ればと願っております。そのために、会員一同ケアの質の向上を目指し、努力し続けますし、協会は会員にそのことを求めます。
 これらのことは多くの皆様のご協力なしには実現できません。心ならずも生命を脅かす病気に罹り、人生の危機に直面した全ての人々が、適切な緩和ケアを受けることが出来るように、当協会の目的にご賛同いただける皆様からの力強いご支援を心よりお願いいたします。

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